脂肪注入後の経過

脂肪注入後の経過

目の下のクマやたるみの治療として最近人気を集めている脂肪注入ですが、その後の経過の中で脂肪が体内に吸収されていってなくなると言われています。

 

こうした脂肪の吸収が起こることは事実で、個人差はありますが、おおよそ1年くらいかけて体内に吸収されるケースが多く、注入した脂肪の5割〜7割が定着することが多いといわれています。

 

このとき、注入した脂肪が吸収されずに残り、持続的に収縮を起こして、固いしこりになってしまうこともあります。これが問題視されることが多いですが、実際にはこれは手術による傷が治る過程で起こる当然の現象であり、ここでできるしこりについては、指で触るとわかりますが、目視ですぐにわかるような凹凸を作るようなものはほとんどありません。

 

ただ、その部分を伸ばしたりすると時折、しこり部分が少し明確にわかるときもあります。しかしながら、こうしたしこりも半年ほどで周囲の組織となじんでいくので、次第に無くなっていくことがほとんどですから、焦ってあれこれ心配することはありません。

 

ただ、脂肪の定着に関して個人差があることは注意が必要で、脂肪の定着が少ない人の場合に追加で脂肪注入を行う必要が出てくる場合もありますから、もしも気になる症状があれば施術をおこなったクリニックで相談してみるとよいでしょう。

 

また、脂肪は注入された後に一部がアポトーシスと呼ばれる細胞死を起こすようになっています。また、注入された脂肪細胞の周囲にある肝細胞が脂肪細胞に変化するなど、少しずつ状態が変わっていくのが普通です。

 

こうした働きによって、術後にボリュームが減ったり、またそれが終わると時間をかけて徐々に脂肪細胞が増えていったりします。最終的な手術の成果が確認できるのはおよそ一年後ですから、そうした長い目で見ることが必要です。